タミフルと副作用に悩まされる女性

一年通してインフルエンザにならない努力を

インフルエンザはウイルスに感染することで発症する症状です。
しかし勘違いしてはならないのは、感染したからと言って100%インフルエンザを発症するわけではないと言う点です。
つまりたとえウイルスに感染したとしても、免疫力が高ければ症状を発症することなく終わることもあると言うことです。
免疫力とは、ウイルスなどの異物に対する体の抵抗力、防御力と理解することができます。
そしてこれは年齢やその人のライフスタイル、体力などによって大きく左右されます。
ですから年間を通じてこの免疫力と言うものを意識した努力を行うことが、インフルエンザにならないためにできる行動と言うことができます。
それには、何も特別なことを行う必要はありません。
睡眠をしっかりとる、バランスの良い食事を摂取することが基本で、なるべくストレスとは距離をとること、もしそれが難しいようなら、ストレスをうまく発散することが追加されます。
またインフルエンザが流行しかかっている時には、少し疲れを感じた場合でも、無理をせずに休息をとることも必要です。
無理のない範囲で、体力をつけ免疫力を高めるために運動を始めてみるのも良いかもしれません。
それからインフルエンザ予防と言えば、うがい手洗いの励行です。
ただしウイルスを洗い流すために行ううがい、手洗いには推奨されている方法があり、それを守らなければ効果も半減してしまいます。
こうした方法は簡単にできると思いがちだからこそ、実際にやってみると不十分であると言うことも起こり得ます。
ですから年間を通して、うがい、手洗いを正しく、丁寧に行う習慣を持つと言うのも、インフルエンザにならないための努力と言えます。
特にインフルエンザにかかると症状が重症化しやすい高齢者や乳幼児に対しては、この必要性は高いです。

小児と大人では処方されるタミフルに違いがある?

タミフルは経口投与をするタイプのインフルエンザ治療薬ですが、カプセルタイプドライシロップタイプの2種類があり、患者に応じて使い分けられるのが特徴です。
インフルエンザの患者にタミフルを処方するとき、患者が成人もしくは体重が37.5kg以上の小児であり、服用に関して特に問題が無い場合はカプセルタイプが処方されます。
一方、体重が37.5kgを下回る幼児・小児や、食べ物や飲み物を飲み込む力が衰えており、カプセルタイプを投与すると喉につまるおそれがある高齢者などに対しては、ドライシロップタイプが選択されます。
タイプを選択する基準として37.5kgの体重値が用いられていますが、これは小学校高学年の男女の標準的な体重にあたります。
インフルエンザの症状がでる度に小児科のある病院に通っている子供は、10~11歳に達した段階でドライシロップタイプからカプセルタイプに切り替えられる可能性があります。
タミフルは、カプセルタイプとドライシロップタイプともに1回あたり75mg分を体内に取り込むのが基本ですが、体重37.5kg未満の幼少児の場合は体重1kgにつき2mg分が1回分となっています。
日本の調剤薬局で手に入れる場合は、薬剤師が1回分ずつ分包してくれるので、薬を飲む側が飲む量を間違える可能性を心配する必要はありません。
しかし、通販サイトから外国製のドライシロップタイプのタミフルを手に入れた場合は、購入時についてくる注射器で1回分の量を取り出す作業を行わなければならないので注意が必要となります。
取り出す量を間違うと、薬剤を飲み込んでも効果が十分にあらわれなかったり、副作用が発現するリスクが高まる可能性があるので、注射器についている目盛りをみながら、慎重に1回分の量を取り出しましょう。

タミフルの副作用の具体例

タミフルの副作用としてはまず胃腸症状が挙げられます。
体質的に吐き気や嘔吐、腹痛、下痢といった副作用が出ることがあり、このうち嘔吐については薬が十分に吸収される前に吐き出してしまうリスクがあるため少々注意が必要です。
初めて飲んだ時に副作用が出てしまったということであれば仕方ありませんが、もし過去にタミフルを飲んだ時にそうした副作用が出たという場合には医師に相談して別のインフルエンザ治療薬を処方してもらうようにするべきでしょう。
胃腸症状以外の副作用はほとんど無いものの、ごく稀に肝臓障害や皮膚障害、出血性大腸炎といった症状が出てくるケースもあるため体調を確認しながら内服する必要があります。
特に血便が出たなどの場合には出血性大腸炎が強く疑われますから、もしそうした兆候があった場合にはすぐに病院に連絡してアドバイスをもらうようにしてください。
またタミフルの副作用ということで最も有名なのは幼児の異常行動ですが、これについてはまだはっきりとした因果関係はわかっていないのが実情です。
報告事例があった以上は対応しなくてはならないということで幼児へのタミフル処方は行われないようになっていますが、服用をしたとしても異常行動が出てくる可能性はかなり低いとして考えることができます。
ましてや大人がタミフルを服用して異常行動が出るという報告は一切されていませんから、異常行動について副作用として扱うべきかと言われると少々怪しいと言えるでしょう。
総括するとタミフル服用に際して注意が必要な副作用は主に胃腸症状と肝臓・皮膚障害、出血性大腸炎などとなります。
ただ過去に他の薬を飲んでアレルギー症状が出た場合にはタミフルにも同じリスクが懸念されるため、医師に相談の上で内服するかどうかを決めるようにしてください。

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